身のまわりの電池 ~電池にはどのようなものがあるか?【中3理科】

身のまわりの電池にはどのようなものがあるのだろう?今日のテーマは 身のまわりの電池 です!

 

このページでは,日常生活の中で使っているさまざまな電池について勉強していくよ。

 

電池には,次の3つのタイプがあるよ。

 

 

電池と一言でいっても実は形や電圧の異なるさまざまな電池があるんだね。

 

では,1つ1つ見ていこう。

 

一次電池

 

まず,一次電池の定義は

 

一次電池・・・マンガン乾電池などといったような,使うと電圧が低下し,もとにもどらない電池のこと。

 

つまり,くり返し使えない電池のことなんだ。

 

一次電池には,大きく分けて次の5種類があるんだ。

 

 

また,一次電池は使っていくと,だんだんと電気を起こす力が弱まっていくのも特徴のひとつ。

 

たしかに,ラジコンも使い続けていると,だんだん馬力がなくなってくるね。

 

二次電池

 

次に,二次電池の定義を見てみよう。

 

二次電池・・・一次電池に対して,外部から逆向きの電流を流すことで,弱まっていた電圧が回復する電池のこと。

 

つまり,くり返し使用できる電池のことなんだ。

 

そして,この電圧を回復させる操作のことを充電というんだ。

 

具体的に見ていこう。

 

以下の3種類があるよ。

 

 

普段使っているゲーム機やパソコン,スマートフォンといったものにも使われているんだ。

 

そうだね,充電して使う機器のほとんどにこれらの二次電池が用いられているよ。

 

燃料電池

 

最後に,燃料電池の定義を見てみよう。

 

燃料電池・・・水の電気分解の逆の化学変化を利用して電気をとり出す装置。

 

なんだか,難しいね。

 

中学2年生のときに,水の電気分解の実験をしたのを覚えてる?

 

水に電気を流すと水素と酸素に分解する化学変化だね。

 

燃料電池はその逆の化学変化が起きているんだ。

 

水素と酸素が結びついて水ができるときに発生する化学エネルギーを電気エネルギーとしてとり出すことができるんだ。

 

この原理を利用しているのが燃料電池なんだ。