無性生殖は,どのような生殖だろう?今日のテーマは 無性生殖 です!
生殖とは
生物が自分と同じ種類の新しい個体(子)をつくることを生殖と言うんだ。
〇単細胞生物の生殖
下の図の生物たちのように,1個の細胞だけでできている生物のことを単細胞生物と言ったね。
単細胞生物の生き物たちは,どうやって新しい個体をつくり出すのだろうか。
アメーバが新しい個体をつくる様子を見てみよう。
このように,分裂して新しい個体を増やしているんだ。
無性生殖
このように単細胞生物は体細胞分裂をすることによって新しい個体をつくるんだ。
この単細胞生物が行う生殖のように,受精を行わない生殖を無性生殖と呼ぶんだ。
無性生殖…受精を行わない生殖。
〇無性生殖の例
無性生殖には,単細胞生物の分裂のほかにどのようなものがあるだろう。
動物の無性生殖の例
イソギンチャクの分裂
植物の無性生殖の例
サツマイモなどのいも,コダカラベンケイなど,からだの一部から新しい個体をつくる(栄養生殖)
〇無性生殖で増える生物のメリット・デメリット
メリット
無性生殖は,受精を行わないので早く増殖することができる。
デメリット
親の形質がそのまま受け継がれる(要はクローンである)ため,環境の変化が耐えられない場合は
全ての固体が耐えられず,全滅してしまう確率が高い。